村上の伝統食・塩引き鮭[しおびきざけ]を庄内町~小町坂の民家・商店等の軒下につり下げ、かつては村上の各所で見られた冬の光景を再現するイベント、越後村上鮭塩引き街道が開催中です。
越後村上鮭塩引き街道
https://www.sake3.com/event/7250
※見学自由(住民へのご配慮をお願いします)
※見学時は車の往来にお気を付けください
塩引き鮭について
https://www.sake3.com/iyoboya/116
このイベントで吊るされる塩引き鮭の一部は、村上市内の小・中学生が作ったもの(鮭から下がっている札にご注目!)です。この取り組みは、地元の小・中学校の児童・生徒らに塩引き鮭作りを体験してもらい、村上の鮭文化をより深く学んでもらおうと瀬波温泉共栄会が「鮭事業」として実施しています。
11/21(木)には、瀬波小学校4年生がイヨボヤ会館に隣接する「越後村上三ノ丸流鮭塩引き道場」で塩引き鮭作りを体験しました。師範・菅原実雄さんの手元を、歓声や悲鳴を上げながら熱心に見つめる子どもたち。
目の筋を切って目玉を飛び出させたり、エラや内臓を取り出した時には、それはもうかわいい声が道場内に響き渡りました。
師範の実演後、4人一組で1尾の鮭を塩引きにします。最初は遠巻きにしていた子も、終盤には協力し合っている姿が印象的でした。
最後に、鮭の口に木札を付けてこの日は終了です。塩引き鮭を感想を聞くと、「塩を引く(すり込む)のが楽しかった」や「内臓を出すのが気持ち悪かった」などの声がありました。
11/29(金)には、塩引き鮭のつり下げ作業が行われ、約70尾の塩引き鮭が会場となる庄内町〜小町坂の民家・商店等の軒下に下げられました。
ことしも村上東中学校の生徒6名が作業を手伝ってくれました。
越後村上鮭塩引き街道は12/20(金)まで開催予定です。村上らしい冬の光景を楽しむとともに、塩引き鮭ならではの特徴である止め腹*、頭を下にして干すといった部分にもご注目ください。
*腹を全部切らず、一部をつないだままにする切り方
越後村上鮭塩引き街道
https://www.sake3.com/event/7250
会場 村上市庄内町~小町坂
期間 2024年12月1日(日)~20日(金)
※見学は自由です。住民へのご配慮をお願いします
※見学時は車の往来にお気を付けください