鮭の遡上が最盛期を迎えようとしている三面川です。三面川で実施されている鮭漁には、居繰網漁(いぐりあみりょう)やウライ漁などがありますが、今回はテンカラ漁について紹介します。
テンカラ漁は三面川の伝統漁法の一つで、テンカラと呼ばれる3本のカギをいかり型に組み合わせた針を使い、遡上してきた鮭を引っ掛けて釣り上げます。
テンカラ漁は12月上旬頃まで実施予定。火・木・土・日曜日の三面川左岸で見ることができます。
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鮭 ― いよぼや ―
鮭の遡上が最盛期を迎えようとしている三面川です。三面川で実施されている鮭漁には、居繰網漁(いぐりあみりょう)やウライ漁などがありますが、今回はテンカラ漁について紹介します。
テンカラ漁は三面川の伝統漁法の一つで、テンカラと呼ばれる3本のカギをいかり型に組み合わせた針を使い、遡上してきた鮭を引っ掛けて釣り上げます。
テンカラ漁は12月上旬頃まで実施予定。火・木・土・日曜日の三面川左岸で見ることができます。
鮭のまち・村上では、遡上のトップシーズンを迎えようとしています。今回は、今の時期にしか作れない「しょうゆはらこ」のレシピをご紹介します。生のはらこ(イクラ)を見かけたら、ぜひ挑戦してみてください。
レシピ:三面川鮭産漁業協同組合
【用意するもの】
●生はらこ …1kg ※塩漬け等されていない未加工のもの
●だし汁 …1.5カップ ※水でも可
●しょうゆ …1カップ
●日本酒 …1カップ
【作り方】
①だし汁・しょうゆ・日本酒を合わせてふっとうさせ、冷ましておく。
②海水程度の塩水を用意し、その中で生はらこをほぐして洗う。
[ご注意ください!] 真水で洗うとはらこが固くなるので気を付けましょう。
③水気を切ったはらこを①に漬け、7~8時間ほど置く。
【ポイント】
お好みで①の割合を調節してください。みりんや調味料を加えて、自分好みの味を探求するのもいいですね。たくさん作ってしまった場合でも冷凍保存が可能です。小分けにして冷凍しておくと便利。食べる際には自然解凍してお召し上がりください。
これまでの鮭の一生シリーズはこちらをご覧ください。
● 鮭の一生【1】 卵~稚魚に育つまで
● 鮭の一生【2】 川から海へ……
生まれた河川を下り、砂浜域で7~8cmくらいにまで育った鮭の稚魚。季節は春から夏へ向かう頃、いよいよ外洋へと泳ぎ出します。
鮭の回遊ルートは、現在では上の図のようなルートをたどることが分かっています。生まれた年の夏~秋はオホーツク海、冬は北太平洋で過ごし、翌年の夏にはベーリング海へと至ります。
鮭が好む海水温は3~14度と低く、その後は、夏はベーリング海、冬はアラスカ湾とを行き来しながら成長します。