堆朱のふじい
村上に古くから伝わる漆工芸です。
村上木彫堆朱の工程など、村上木彫堆朱についてご説明させていただきます。
箸やアクセサリーの小物から家具類まで、さまざま品ぞろえしております。
伝統の技をぜひご覧ください。
シナノキは生育が早く、10~15年前後で根元が直径15~20センチになり、しな糸に適した樹齢になります。伐採作業は適当な太さのシナノキを探すことから始まります。伐採は、川の水かさが増える梅雨に行います。
原材料であるシナノキの皮の採取に始まり、樹皮から糸への加工、そして機織(はたおり)。羽越しな布が織り上がるまでには数多の工程があり、その工程は全て手作業で行われています。それゆえに希少であり、素材や作り手のぬくもりが感じられる羽越しな布。使うたびに艶が出て、愛着がわくものに育っていきます。